そのまま、抱きついていたら、





「あのさ。実はもう、1個だけ、謝んなきゃならなくて…」





なんて、






途端に声がちっちゃくなってるけど。






なに?なに??なに??





あたしも身構えて、愛の言葉を待った。






「さっき、アサミを下まで送って行ったとき…」





行った、とき…?





「アサミにキスされたっ!!ごめんっ!!」






一気に言った愛に、





ちょっと拍子抜け。






だって、アサミさんお酒飲んでたし、





愛のことが好きだし。





「まぁ、仕方ないよ」





さらっと、言ったあたしに、




愛ったら、






目を見開いて、びっくりしている。