ペリドットの約束

わたしは眠い目をこすった。
いつ着くのだろう。


それにおでこというワードが
とても気になる。

考え出すと止まらなくなってきた。

ロベルトはまるで人形のように
クールな表情で窓を見ていた。



「……何?」


「ロベルト、わたしはおでこが広いですか?」

「……ふ」

ロベルトは笑った。

あれ……笑った顔がなんだか、かわいらしい。