入学式の朝。
緊張しながら歩くこの道で

一人注目されながら歩くこの女の子

「ふぅ。緊張するな〜。」

僕の幼なじみ咲崎雪が

「あ、猫ちゃん。おはよう〜」

超絶可愛すぎて朝からニヤける。

パシャパシャパシャ。

「もう!彰人!いきなり写真撮らないで!」

「ふふ。つい。雪は可愛いな〜。」

「からかわないでよね!」

そう言って頬をぷくーと膨らませた。

そんな時ーーーー、

チャリン、チャリーン、

「どいてどいてーーー!」

猛スピードで突進してくる自転車

その前には女の子が歩いている。

「危ない!!!!」

周りはみんな顔を背けた。

ドーーーーーン、

鈍い音と同時に雪の声が聞こえた。

「危なかった。大丈夫だった??」

自転車を片手で止め、女の子を抱き寄せる形で守っている雪がいた。

「だ、だいじょうぶです…。」

「よかった」

そう言ってニッコリ笑う雪に、女の子は顔を赤くして気絶した。

「え!ちょっと!大丈夫?!」

そう。この完璧な美女は、イケメンすぎる美女なのだ。