「そもそも、あらた。なんであんなとこに?ってか、今までどこにいたの?あの絵はあたし?「藤城」って、あらたのこと?」 一番聞きたいことは、ひとまず置いておいて、矢継ぎ早にあらたに問いかける。 「ちょっと待て、ストップ。落ち着け。」 あたしの頭に右手を乗せたあらたは、ぐしゃぐしゃとあたしの髪を乱すように、頭を撫でた。 .