すっかり、カーテンの外は漆黒の闇。 どれだけの時間が経ったのだろう? 飽きることなく、愛し合った。 時間の感覚が無くなるほどに。 体の至るところに残る、あらたのくちづけ。 まるでそれは、熱をはらんだ、火傷の痕のようで。 いつまでもいつまでも、消えない痣を残すんだ。 そうやって、あたしの記憶や感覚に刻み込んだ、当のあらたは、静かな寝息をあたしの横でたてている。 ここに、いる。 あらたは、確かに。 それを確認したくて、そっとその、くちびるにくちづけた。 .