2人で狭い路地を右へ左へ、闇雲に走った。 先が見えなくたって、あらたが手を引いてくれれば、怖くなんかなくて。 むしろ、わくわくする。 どこへ連れて行ってくれるの? 何を見せてくれるの? あらたとだったらあたし、どんなとこにもどんな世界にも行けるんだよ? なんだって出来るし、不安なんてこれっぽっちも感じないの。 気持ちが不安定になったって、最後には笑える気がするんだ。 あらたのことをまだ、なんにも知らなくても。 .