「俺と結婚する気になったか?」 「もうちょっと、目移りがなくなればね」 「してるか?」 「達也君を見てみなよ。青い空、花や木々に教会。どんな美しい物が周りにあろうと、遠くに居る唯来ちゃんしか見えてない」 「……あれは特別だろ」 「まあ、そうかも知れないね」 「俺はもう浮気しない。次期社長として、達也にサポートを受けながら、家族も支えたい。唯来みたいには、ならないかも知れない。でも、もしもの時は、莉帆を一番に守りたい」 「…………、わかった。守らせてあげるわ」