8月7日、涼は日が暮れるころまで眠っていた。昨夜は眠れなかった。ようやく眠りについたのは日が昇ってからだった。 「体がだるい…」 肩をボキボキと鳴らしながら身仕度をする。 「もう晩ご飯の時間だな」 そんなことを思いながらテレビをつけた。