だがそれはできるはずがない。 ずっとこの部屋に閉じ込められ、薬を打たれ…。 柊組をどうにかする前に、私の精神が壊れかけていた。 「シノ…、トラ、凪さん。しー、みんな…。……紅蓮、のみんな………み、湊っ。」 涙が溢れた。 走馬灯のように色んな思い出が頭の中を駆け巡る。 シノたち3人に初めて会った時、 華織を探して教室に入ったら紅蓮に囲まれてた時、 夜中に湊と話した時、 手のひらにキスをされた時…。