これが何なのか、詳しくは分からないが、薬物で間違いない。



ここに連れて来られてまだ2日目


まだ染まってはいないだろうが、このまま毎日投与されれば、確実に私は壊れるだろう。




壁にもたれ、ぼうっとしていたところにドアが開くのが見えた。




「ふーん。君が藤咲伊織ねぇ…、なかなか可愛いじゃん。」


誰だ…?



金色の長髪
ジャラジャラとアクセサリーを身につけ、シャツのボタンは胸まで開いてる。




「ここから出してあげる。これから君は僕のペットだから。」