居心地は良くないが、ほぼ毎日のように連れてこられるため、慣れてしまった。 はあっとため息をつき、目の前に座っている紅蓮総長と隣に大人しくいる華織を見る。 樹から見ても、華織が総長に想いを寄せているのはすぐに分かった。 でも、付き合ってはいない。 なら何で紅蓮にいるのかと思うが、問いただすほどの興味はない。 「樹っ、俺も詳しく知りたいんだ!伊織さんのこと。だから教えろよー!」 「誰が教えるか!お前に教えたらますます伊織さんに付き纏うだろ!」