『仲間って…?』 『俺ら、高校入ったら3人で組織みたいなの作ろうと思っててさ。』 『組織なんて大げさだけどね。伊織が入ってくれたら楽しそう。』 『まあ、簡単に言うと族だな!』 族… 『良く聞こえないかもしれないけど、俺たちはきぃと仲間になりたい。』 "仲間になりたい。" この言葉がすっと胸に入り、心の底から嬉しさがこみ上げてきた。 今まで自分の境遇を話したことなんてないけど、シノたちは私が苦しんでいることにすぐ気づいていた。