「いやーぁ、伊織が自分から来てくれるなんてねぇ!僕は嬉しいよ!」 肩にある手がさわさわと動き、とても気持ち悪い 「すみません、トイレ行きたいです」 思わず立ち上がって手を軽くどかす 「ゆっくり行ってきな〜!榎本!」 花田に呼ばれて来たのはスラッとした男 私がこの部屋から出る時はトイレでも、必ずこの男がついている ほとんど何もしない花田に代わり、榎本(えのもと)という社長秘書みたいな男が会社を動かしている