「クライン、もう大丈夫か?無理はするなよっ。」 いつもより優しい言葉を掛けてくれる担任の高野。 「もぅ、平気です。心配を掛けて申し訳ありませんでした。」 そう言い、教室の前から自分の席に向かう。 リサはこっちを心配そうに見つめている。 リサの横を通り過ぎる時、『大丈夫だ』の意味を込めて、あいつの頭にポンっと手を乗せた。 席に着くと、隣の陸が俺に 「心配したしっ。」そう言って、俺を突付く。