それが、今朝にかぎっては違った。 『お前に会社をやる』『俺の全てを』とか 訳の分かんねぇ事ばっかいいやがって、 俺にだって権利はある。 あんな家族の一つも守りきれないような奴の 会社なんて、死んでもお断りだ。 親父がそうやって忙しくして家庭を顧みなかったから あいつは去ったに違いない。 俺の両親は最低だ。 (俺は俺のやりたい様にしかしねぇ。) もう誰かのためだとか、そんなものはくだらないとしか思えない俺。