Not Too Late

「……寂しかった。本当は怖かった。もう夏樹とは話せないのかなって思って。」もう涙は止まらない。夏樹が大好きだ、たとえもう私を好きじゃなくても、私は大好きだ。

「…そんなわけねぇだろ、でも俺じゃだめだってわかってたから距離置いてただけだ。ごめん。」

「……じゃあまた話してくれるの?…また一緒に学校行ってくれる…?」私の想いが伝えられなくても、伝わらなくても友達に戻れたらそれで十分だ。

「…当たり前だろ、今までごめん。」そう言って優しく頭を撫でてくれた夏樹。

「…でもなんで急に今日……。」