周囲は道行く人々で混み合っていた。だが、それも道理だ。中央公園に続く道々には王立図書館や資料館、王立院やその他主要な国家機関が軒を連ねている。
ここはまさに王都の中心地なのだ。
「リリー、はぐれるなよ」
パパが私の手を取って歩きだす。
「うんっ」
私はご機嫌でキュッとパパの手を握り返し、元気よく足を踏み出した。
「ん? ベル、どうかした?」
立ち止まったまま、キョロキョロと周囲に首を巡らせるベルに問う。
『……いや、なんでもない』
ベルはそう答えて、私たちの後に続く。
だけど『なんでもない』との言葉とは裏腹、なんとなくベルがピリピリしているように感じた。
「わぁっ! すごい活気ね、パパ!」
「あぁ、そうだな」
中央公園のゲートを潜った私は目を丸くした。
ここはまさに王都の中心地なのだ。
「リリー、はぐれるなよ」
パパが私の手を取って歩きだす。
「うんっ」
私はご機嫌でキュッとパパの手を握り返し、元気よく足を踏み出した。
「ん? ベル、どうかした?」
立ち止まったまま、キョロキョロと周囲に首を巡らせるベルに問う。
『……いや、なんでもない』
ベルはそう答えて、私たちの後に続く。
だけど『なんでもない』との言葉とは裏腹、なんとなくベルがピリピリしているように感じた。
「わぁっ! すごい活気ね、パパ!」
「あぁ、そうだな」
中央公園のゲートを潜った私は目を丸くした。



