なにより、刃と刃がぶつかってあがる音が、先ほど目にした見習い騎士らとは別物のように重い。私は手に汗握り、呼吸をするのも忘れて見入った。
……不思議。
体格だけでいえば、パパの方がバイアスさんより上背もあって大柄だ。それなのに、パパの方がずっと動きが軽いように感じる。
太刀の速さに少しだけ目が慣れてくると、剣戟についてなんにも知識のない私には、パパの流れるような動きが、まるで舞でも踊っているみたいに見えた。
――カーンッ!
その時、交えた剣をギリギリと押し合っていたパパが、力でバイアスさんの剣を弾く。バイアスさんが後ろに一歩たたらを踏んだその隙に、パパがバイアスさんの首を目掛けて剣を突き入れる。
っ!!
直視に耐えきれず、反射的に目を瞑る。鬼気迫るパパの迫力に、まさか本当にバイアスさんを貫いてしまったんじゃないかと恐怖した。
周囲の皆が息を呑むのを気配で感じた。その後は、さっきまで剣と剣がぶつかり合っていたのが嘘のように、場内がシンッと静まり返った。
……不思議。
体格だけでいえば、パパの方がバイアスさんより上背もあって大柄だ。それなのに、パパの方がずっと動きが軽いように感じる。
太刀の速さに少しだけ目が慣れてくると、剣戟についてなんにも知識のない私には、パパの流れるような動きが、まるで舞でも踊っているみたいに見えた。
――カーンッ!
その時、交えた剣をギリギリと押し合っていたパパが、力でバイアスさんの剣を弾く。バイアスさんが後ろに一歩たたらを踏んだその隙に、パパがバイアスさんの首を目掛けて剣を突き入れる。
っ!!
直視に耐えきれず、反射的に目を瞑る。鬼気迫るパパの迫力に、まさか本当にバイアスさんを貫いてしまったんじゃないかと恐怖した。
周囲の皆が息を呑むのを気配で感じた。その後は、さっきまで剣と剣がぶつかり合っていたのが嘘のように、場内がシンッと静まり返った。



