きみは桜姫。

何時間経っただろうか、誰も助けに来ない。トイレに行きたかった。

「開けてください……」声は誰にも届かなかった。

私は限界だった。

下半身がゆるむ感じとともに、
おしっこが脚を伝って落ちていく。

11歳にもなっておもらししてしまうなんて……

涙が止まらなかった。泣かないようにがんばってきたけど、もう限界。

私はこの悪夢から逃げ出そうと思った。