T私立中学校に入学して、私の生活はガラッと変わった。 大好きなセーラー服に着替えて、ウェーブのかかった長い髪を、きれにいポニーテールにする。 部屋に降りたら、いつものようにお父さんとお母さんがいる。 「おはよう、あかり。トーストはいつものチーズとはちみつか?」 お父さんは尋ねた。 「ううん。ちょっと……ダイエット」 私は答える。 「パンは食べなさいよ」 と、お母さん。 「うん。食べていくね」 幸せな家族の時間が戻っていた。 不登校の間も、温かく見守ってくれた、両親のおかげだ。