* 陽翔は社長室を出ると、ポケットからスマホを取り出し電話をかけた。 「俺だけど、ちょっと頼まれてくれる?」 陽翔はスマホの向こうにいる人物へと指示とばすしていく。その姿、言葉は秘書のものではなく、全てのトップに立つ者の口調。 「ああ、頼んだよ」 そう言ってスマホを切った陽翔はこの後、起こるであろ未来を想像し不敵に笑った。 楽しくなってきたな。