☆☆☆

放課後になって日誌を先生に渡しに行ったユウナはそわそわとした気分で先生のチェックを待っていた。


早く家に帰って真実の電話について調べたい。


調べてもっと詳しいことがわかったら、実際にその場へ行ってみようと考えていた。


「うん、ちゃんと書けてるな」


先生からのOKが出てホッと胸をなでおろす。


「じゃあもう帰っていいですか?」


そう聞きながらもすでに片足は出口の方へ向けている。