渡された名刺には確かに 「外科医 鶴田 千里」と書いてあった。 3人も驚いた顔ををして私に声をかけてくる。 私はやっと自分を取り戻したのに出た言葉が「だ、大丈夫です」 掠れる声しか出せず鶴田さんは真剣な顔で私の顔見て「大丈夫には見えませんよ」と柔らかい声をかけてくれる。 心配して声を掛けてくれているのに、頭の中では 【抱かれて見たい】 その言葉が浮かんでは沈んで行く。 ずーと恋愛から遠ざかっていた私なのに一度だげでいい。