̄ ̄春也 ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

俺は元々孤児で、孤児院で育った。
両親は、俺が生まれてすぐに、孤児院の前に俺を捨てたらしい。

孤児院は中学に入学したと同時に出て一人暮らしをしていた。けど、バイトを何件もしてもお金が足りなくて質素なご飯を一日に一食するので精一杯で、そんな生活に飽き飽きしていた俺は夜にふらふらと出歩いていた。

いつもは外になんてバイト以外でほとんど出なくなっていた俺は気づかなかったけど、
辺りを見渡すと女達が俺を見てキャーキャー言っていた。