私達は3人揃って衣装のまま戻ることにした。
達矢さんが後で記念撮影をすると言ったからだ。
奇妙な達成感が私達の間に漂う。
考えてみたら、私、舞台の上でプロポーズされちゃったんだ!
プロポーズのシチュエーションには色々と憧れはあった。
私達の場合、幼馴染の期間が長過ぎて、恋人同士になったと同時に、周りから確実に結婚すると思われていた。
まあ、それは仕方のない事だと思っている。
私自身も京以外の人なんて考えられないんだから、それでいいのだ。
ただ、だからこそ、一体どんなタイミングでプロポーズしてくれるんだろうと思っていた。
正直、あまり想像出来なかったのも事実だ。
それが舞台の上!
しかも双子戦士になってる時に。
想像のはるかか斜め上を行ってたよ……。
フフフ、嬉しかったけど。
しかし、私がプロポーズの余韻に浸っている間も、嫉妬深い恋人は兄と言い合いに。
「真、お前泉にキスしただろ!」
「……頭のか?
あれは演技だ。
シンになりきっただけ。
そんなこともわからないのか」
「……泉は俺のなの!!
俺が泉の1番なんだからな!」
なんて子供っぽい言い合い。
もはや兄弟喧嘩……放っておこう。
達矢さんが後で記念撮影をすると言ったからだ。
奇妙な達成感が私達の間に漂う。
考えてみたら、私、舞台の上でプロポーズされちゃったんだ!
プロポーズのシチュエーションには色々と憧れはあった。
私達の場合、幼馴染の期間が長過ぎて、恋人同士になったと同時に、周りから確実に結婚すると思われていた。
まあ、それは仕方のない事だと思っている。
私自身も京以外の人なんて考えられないんだから、それでいいのだ。
ただ、だからこそ、一体どんなタイミングでプロポーズしてくれるんだろうと思っていた。
正直、あまり想像出来なかったのも事実だ。
それが舞台の上!
しかも双子戦士になってる時に。
想像のはるかか斜め上を行ってたよ……。
フフフ、嬉しかったけど。
しかし、私がプロポーズの余韻に浸っている間も、嫉妬深い恋人は兄と言い合いに。
「真、お前泉にキスしただろ!」
「……頭のか?
あれは演技だ。
シンになりきっただけ。
そんなこともわからないのか」
「……泉は俺のなの!!
俺が泉の1番なんだからな!」
なんて子供っぽい言い合い。
もはや兄弟喧嘩……放っておこう。