「……仕方がないな……」

「え?」

「受け入れる。
撫子がどうしてもと言うなら……」

「真……?
ちょ、ちょっと何⁇ 」

シャワーを浴びたての撫子を、ベッドへ追い詰める。

「……とても仲の良い幼馴染なら、ランチビュッフェには付き合ってもらえるのか?」

「え? あ、ここのランチ?
でも予約が……」

「さっき取った。宿泊客なら取れるはずだと思って。」

「ウソ! 嬉し…っ、キャッ‼︎ 」

乱れきったベッドに再び撫子を押し倒し、組み敷く。

「ランチまでまだ2時間ある」

「……真、あなたサル……」

「……うるさい」

抗議する口はキスで封じる。

セフレだって、とても仲の良い幼馴染だって、なんだっていい。

俺は完全に溺れていくのを感じた。