「…それが本当なら私の目を見て言ってよ」 バッと私のフードを掴もうと手を伸ばす彼女に私は抵抗しなかった。 なぜかって? 止めてくれるって信じてるから パシンと手が振り払われる音が教室に響く。 「あのさぁ…君聞いてなかっただろうからもう一回言っておいてあげるよ。」 「え…あ…」 「玲央に何かしようとしたら容赦しない。たとえそれが君にとって悪いことじゃなかろうと玲央が嫌なことだったら僕は君に牙を剥くよ。」 「っ…私…怜央くんに嫌なことするつもりじゃ…」 彼女は怜を見て目に涙を浮かばせる。