「真島玲央。」 「玲央…さん。」 「俺らも2年だから呼び捨てでいいよ。敬語もなし。」 「えっ!…でも…緊張しちゃって…まだ無理です。」 今にもパンクしそうなほど赤くなっている沙紀を見ると保護欲が沸いてくる。 「次、会ったときに今言ったこと守ってなかったらデコピンな。」 「えぇ!…分かり…ました。」 「ん。」 私がポンッと頭に手を置くと沙紀はビクッと肩を揺らした。 「ホントにありがとな。」 そう伝えると、沙紀は耳まで真っ赤になった。