「あ、はい!えっと、私、2年の沙紀です。沙紀って呼んでください。」
慌てながらも、はにかむ沙紀に怜と同じ空気を感じる。
言っとくと、沙紀も顔整ってて可愛い。毛先がふわっとした栗色のボブヘアーにくりっとした瞳。
怜は犬で沙紀はうさぎみたいな感じだな。可愛い…。
「僕、怜って言うんだー!よろしくね?」
「は、はい!」
可愛い二人が揃うとなで回したくなる、なんて考えながら沙紀の後ろに怜と着いて歩く。
「あ、美玲ー。」
ちょいちょい、と手招きをしてくるので耳を傾ける。
「沙紀の前では男のフリするの?」
あー…、どーしよ。
コソッと言ってくれる怜の気遣いに感謝しながら考える。


