星に愛された彼女は

「気になる?」

怜にそう言われて銀髪のことかなと、なんとなく考えて首を横に振る。

「気にならない。むしろ嫌いな部類の人。」

怜は?と言う意味を込めて視線を送ると僕も同じだよ、とぷくっと頬を膨らませて言った。

「さっきの銀髪、僕の蹴り簡単に受け止めちゃうんだもん!あと、上からの物言いが嫌い!」

悔しー!と、言いながらぷりぷりしている怜を横目で見る。

まあ、あの蹴りを受け止めたのは少しすごいとは思ったけど…たぶんあいつの手、腫れるだろうな。

それだけ怜の蹴りはすごいし。

ぽけーっと、考えていると下駄箱に着いた。

登校時刻も今がピークなのか人が多い。

それになんか、チラチラ見られてるし。

まあ、見たことないフード被った二人組がいたら見ちゃうよな。

そんなことを考えていると横からあ、と声が聞こえた。