星に愛された彼女は

「お前…白星か?」

急に会話に入り込んできた銀髪に驚く

確かに銀髪の奴は怜のことを見てそう言った。

流石にバレるか…強いし、何より白いフード被ってるし分かりやすいもんね。一緒にいる私が黒月だっていうのがバレるのも時間の問題かな。

「あんたの質問に答えたくない。」

「答えろ…」

怜は冷たく答えるが銀髪はそれでも引かない。

むしろ怜を睨み付けて圧をかけている。

なにこいつ…。

「上からしか物言えないの?」

てか、怜にそんな態度とるとか私が許せないんだけど。

「あ”?」

ピリッとした空気が漂う中、怜は大きく口を開けてあくびをしている。

「美玲、こんな奴ほっといて行こ?」

こんな奴を相手するのも飽きてしまったのか、怜はくいっと私のパーカーの裾を引っ張りそう言った。

ジッと可愛く見つめてくる怜に、小動物を連想させながら私は頷いた。