常盤くん、この幸せを教えてくれてありがとう。 ( 茉幌を幸せにしたいって、) 「きょ、う」 「ん?」 「───… 清雨、大好き」 「茉幌、抱きしめたいから来て」 伸びてきた手にそっと触れた。 もう果てしなくなんてない。 やっと近づけたことに、気づいた。 : + ° : ・ ・ 。