「それは可能よ。だけどそのときにはまた相手の髪の毛や爪が必要になる。準備できるの?」


まるでアリスにはそんなことできないと言われているような気分だった。


「できる。絶対にまた持ってくるから」


アリスはそう断言をして、カイと共にお店を出たのだった。