カイは基本的にはアリスの言うことをすべて聞いてくれる。
あのお店で聞いたような、言うことをきかなくなるような現象は今のところ起こっていない。
しゃがみこんでくれたカイの後頭部がすぐ目の前にくる。
アリスは少し躊躇したあと、手を伸ばしてそっとカイの髪の毛をかきあげてみた。
すると髪の毛で隠れていたうなじがあらわになる。
そこには数字が書かれていてアリスは眉を寄せた。
「なにこれ」
呟き、指先で数字をなぞる。
20☓☓625。
まるで年月日のように見えるそれ。
「ねぇカイ。首の後の数字ってなにかわかる?」
「あぁ。僕がここにいられる時間だよ」
スラリと説明されて頭の中が真っ白になる。
「え……なにそれ?」
「僕は6月25日までしか持たない。その後はドロドロに溶けて消えてしまうんだ」
カイはなんでもないことのように言ってのけたが、アリスはまだ理解が追いついていない。
カイがここにいられる時間?
ドロドロに溶けて消える?
そんなの聞いてない!!
あのお店で聞いたような、言うことをきかなくなるような現象は今のところ起こっていない。
しゃがみこんでくれたカイの後頭部がすぐ目の前にくる。
アリスは少し躊躇したあと、手を伸ばしてそっとカイの髪の毛をかきあげてみた。
すると髪の毛で隠れていたうなじがあらわになる。
そこには数字が書かれていてアリスは眉を寄せた。
「なにこれ」
呟き、指先で数字をなぞる。
20☓☓625。
まるで年月日のように見えるそれ。
「ねぇカイ。首の後の数字ってなにかわかる?」
「あぁ。僕がここにいられる時間だよ」
スラリと説明されて頭の中が真っ白になる。
「え……なにそれ?」
「僕は6月25日までしか持たない。その後はドロドロに溶けて消えてしまうんだ」
カイはなんでもないことのように言ってのけたが、アリスはまだ理解が追いついていない。
カイがここにいられる時間?
ドロドロに溶けて消える?
そんなの聞いてない!!



