今度こそ幸せになるの!〜母の再婚先で愛され生活〜



「星羽兄さん…」

「お前、昼間に言ったこともう忘れたのか?」



星羽兄さんが現れたことによって叶斗兄が少しだけ後ずさる。

でも、それに近づくように星羽兄さんが間合いを詰めようとした時

「星羽」

と声がかかる。


その声がした方に私と星羽兄さんは顔を向ける。

すると星羽兄さんの方から「えっ!」と驚いた声が聞こえた。



「柊羽兄さん!?
な、なんでここにいるの?」



しゅ、う…兄さん?

柊羽って確か初めて一条寺家に来た時に仕事に行ったって言う…長男さんだ!


と言うことは、この人が一条寺家の長男の柊羽さんで私の…二人目の兄さんだ。

ジーッと見つめてしまっていたからだろうか。
ふと、こっちを見てきた。

私は勢いよく頭を下げる。


「は、初めまして!私、都重さんの再婚相手の娘の遥華と申します!」

「あぁ、知っている。