「そしてここが教室よ」
河合先生に相談事と校舎を一通り案内してもらい、ついに自分の教室に来た。
所謂この状況は転校と同じような状況になるだろう。
今までそのような経験がなかったので緊張する。
私は深呼吸をして河合先生の後に続いて教室に入る。
その瞬間、大勢の視線が私に向けられ思わず足が止まる。
だめだめ、怖気づいちゃ。
しっかり胸張って堂々とするのよ。
私は手を強く握り河合先生の隣へ。
「はい、今日から皆さんと共に学ぶ遥華さんです」
先生に紹介されて一礼をする。
「遥華と申します。よろしくお願いいたします」
すると周りがざわざわと騒ぎ出した。
まぁ、この時期に転校してくるなんて珍しいのだろう。
友達出来ると良いなと思っていたら、聞き覚えのある声が聞こえた。
「どうして遥華がこの名門に入ることが出来るの?」
その声がした方を見るとそこには愛華が居た。
そうだ忘れてた…愛華もこの大学に居たんだった。
