今度こそ幸せになるの!〜母の再婚先で愛され生活〜



「誰が"じぃさん"だって?
私はまだそんな年齢ではない。せめて"おじさん"と呼びなさい」


「ふん、あと四年もすれば60だろ。
"じじぃ"じゃねーか。見栄張んなよ、じじぃ」


「星羽くん?」



最後の星羽兄さんを呼ぶ声がワントーン低くなった気がした。
でも顔は笑顔のままだから余計に怖い。


星羽兄さんも星羽兄さんだよ!
相手が知り合いだからって目上の方には変わりないんだから言葉考えて!

まだ何か言い返そうとしている星羽兄さんのその口を慌てて両手で抑える。


お願いだからこれ以上何も言わないで!


私はその状態のまま顔だけ理事長たちの方に向けて苦笑いをする。


「あはは…すみません!
兄にはよく言っておきますので…」


"申し訳ございません"と再度頭を下げる。

その様子を見ていた理事長と担任の先生は驚きの表情を見せていた。

何をそんなに驚いているのだろう?

首を傾げると担任の先生が口を開く。