はぁ、疲れた…
俺は自分の部屋のベッドで寝転がりながら今日のことを思い出していた。
あからさまな態度すぎて父にしばかれた。
あれは結構本気で叩いたな…
『だ、大丈夫ですか!?』
あれが、妹か…
年は俺と同じらしいが、誕生日は俺の方が早い。
"遥華"と紹介されたその妹は黒のロング髪をストレートに下ろしたまま、どこか気が強そうな雰囲気の女だった。
声は一般的に比べて少し低い印象。
ただそれだけ。
それだけのはずなのに、何か変な感じだ。
何故気になってしまうのか…
何が他の女と違うのか…
ああ!クソ!
考えても埒が明かない。
こう言う時はさっさと寝てしまおう。
明日も学校があるのだ。
寝てしまえば良いんだ。
俺は碌に寝付けないのに無理やり目を閉じた。
