「なーんか浸ってない?白矢くん」






美華の言う通り、白矢は日和との思い出に浸ってひとりの世界に入っていた。






「日和と一体何をしたのよ...。冬休みになって、日和の所に行ったら絶対聞いてやる」






「凛と白矢くんは日和大好き過ぎるんだね美華。美華?って、寝てるし....」





疲れが限界に達した美華は静かに眠りについた。紬は凛と白矢を最後まで観察して、冬休みが来るのを待つのでした。