【完】好きだからそばにいるんだよ

紬の一言で白矢を襲うのをやめた凛。






白矢はほっと胸を撫で下ろしたが、紬の言葉を思い返して、嫌な予感を察した。








「おい待て。てことは、俺も行くのか?」







「そうだよ?大丈夫。今日は遅くまで親居ないから」







「俺は疲れたから早く帰って寝たいんだが....」







「なんで日和に会うだけで疲れるのさ?」






「移動時間で疲れたんだ。日和と会って疲れるわけないだろ」






白矢の言葉に違和感を持った3人は目を合わせて確かめた。







「白矢くんが日和を名前で呼んでる...!」







「いつの間に!?」







「日和と何やってきたんだ!?教えろ白矢ー!」