なんでもいいって言うけど告白って結構恥ずかしいよ。木乃実ちゃんは...ダメだ。目が死んでいる。
「ちょっと見えたけど、体育館には大勢の人がいて、その中で告白?ありえない」
人見知りの木乃実ちゃんにとってこの大会は拷問に近い。私もあの大勢の前で告白は気が進まないよ。
「うぅ...。やはりダメですか....」
突然、将流が泣き始めた。ただこれは、2人を大会に参加させる嘘泣きである。
「将流くん?」
日和は心配になって将流に声をかけた。
「僕たちは先輩方に最高の思い出を作ってほしくて、この大会を企画したんです。ですが、参加してくれる人が全然いなくて。だからおふたりしか、頼れる人がいないんです.....」
当然、この嘘泣きには木乃実は気づいていたので同情はしなかった。
しかし、日和は違う。
お人好しの日和はまんまと将流の嘘泣きに騙されて、大会に参加することにした。
「アンタって人は....。日和だけ犠牲に出来ないから私も参加するよ」
「木乃実ちゃん...!」
2人の参加に大いに喜んだ将流。
「ありがとうございます!ではでは順番なったからお呼びしますのであちらでお待ちください」
「ちょっと見えたけど、体育館には大勢の人がいて、その中で告白?ありえない」
人見知りの木乃実ちゃんにとってこの大会は拷問に近い。私もあの大勢の前で告白は気が進まないよ。
「うぅ...。やはりダメですか....」
突然、将流が泣き始めた。ただこれは、2人を大会に参加させる嘘泣きである。
「将流くん?」
日和は心配になって将流に声をかけた。
「僕たちは先輩方に最高の思い出を作ってほしくて、この大会を企画したんです。ですが、参加してくれる人が全然いなくて。だからおふたりしか、頼れる人がいないんです.....」
当然、この嘘泣きには木乃実は気づいていたので同情はしなかった。
しかし、日和は違う。
お人好しの日和はまんまと将流の嘘泣きに騙されて、大会に参加することにした。
「アンタって人は....。日和だけ犠牲に出来ないから私も参加するよ」
「木乃実ちゃん...!」
2人の参加に大いに喜んだ将流。
「ありがとうございます!ではでは順番なったからお呼びしますのであちらでお待ちください」



