少しでもおばあちゃんとの思い出をつくりたい。








おばあちゃんと一緒にいられる時間は少ないかもしれない。







だから、その少ない時間でも一緒にいて、最高の思い出を最後までプレゼントしたい...!









私にできるのはこれくらいしかないから。







「ありがとうね日和ちゃん」







祖母は日和の言葉に涙を流した。









孫が自分を思う優しい気持ち。なにより、孫の成長を心から感じた。








「でもおばあちゃん。無理はしたらダメだよ?少しでも調子悪そうだったら作業は中止するからね」







「分かってるよ。約束するわ」