なんか廊下が騒がしいな。.....わっ!
そこには転校してきた日和を見ようと、他のクラスから生徒が集まってきていた。
これが転校名物の、『転校生を見物しよう!』の皆さんですか。は、初めて見た。
「まじ、迷惑」
「え?」
今のって、矢島さんが言ったの?しかも廊下にいる人の方じゃなくて、私の方を見て言った...?
「おーいお前らうちのクラスに迷惑になるからさっさと帰れ」
その様子を見て、桐斗が野次馬の皆に注意した。
凄い...!桐斗くんの一言で皆自分のクラスに帰っていった。
「日和」
「何?」
「学校の中案内するから行くぞ」
「うん」
理科室に調理室と被服室。
あ、ここが音楽室か。校舎が違うと中の構造も違うから覚えるのが大変。
そして私はさっきから気になっていることがある。
チラッ
日和が後ろを向くとそこには同じクラスの矢島がこっそり着いてきていた。
「おい。なんでお前がここにいるんだよ!?」
桐斗と話には耳を傾けず、日和の方をじーっと見ている矢島。
「日和。こいつは矢島 木乃実(やじま このみ)。小学校から一緒なんだ」
「そうなんだ。矢島さん....?」
「ああ。木乃実は普段はシャイで、あまり話さないんだ。おい、挨拶くらいしろよ」
木乃実はぷいっとして、桐斗の後ろに隠れてまたじーっと日和を見つめた。
矢島さんって背が凄く高いな。160cm以上ありそう。
髪はロングのサラサラヘアー。ハーフアップして、バレッタで髪を留めている。
「木乃実ー。聞いてねーし...」
桐斗の声が聞こえないふりして、わざとらしく窓の外を見る木乃実。
私、この子に何かしたかな?せっかく隣の席だから仲良くなりたいけど、時間かかりそう。
そこには転校してきた日和を見ようと、他のクラスから生徒が集まってきていた。
これが転校名物の、『転校生を見物しよう!』の皆さんですか。は、初めて見た。
「まじ、迷惑」
「え?」
今のって、矢島さんが言ったの?しかも廊下にいる人の方じゃなくて、私の方を見て言った...?
「おーいお前らうちのクラスに迷惑になるからさっさと帰れ」
その様子を見て、桐斗が野次馬の皆に注意した。
凄い...!桐斗くんの一言で皆自分のクラスに帰っていった。
「日和」
「何?」
「学校の中案内するから行くぞ」
「うん」
理科室に調理室と被服室。
あ、ここが音楽室か。校舎が違うと中の構造も違うから覚えるのが大変。
そして私はさっきから気になっていることがある。
チラッ
日和が後ろを向くとそこには同じクラスの矢島がこっそり着いてきていた。
「おい。なんでお前がここにいるんだよ!?」
桐斗と話には耳を傾けず、日和の方をじーっと見ている矢島。
「日和。こいつは矢島 木乃実(やじま このみ)。小学校から一緒なんだ」
「そうなんだ。矢島さん....?」
「ああ。木乃実は普段はシャイで、あまり話さないんだ。おい、挨拶くらいしろよ」
木乃実はぷいっとして、桐斗の後ろに隠れてまたじーっと日和を見つめた。
矢島さんって背が凄く高いな。160cm以上ありそう。
髪はロングのサラサラヘアー。ハーフアップして、バレッタで髪を留めている。
「木乃実ー。聞いてねーし...」
桐斗の声が聞こえないふりして、わざとらしく窓の外を見る木乃実。
私、この子に何かしたかな?せっかく隣の席だから仲良くなりたいけど、時間かかりそう。



