Kiss you Love me

「ちょうど この辺かな?


ゴールに向かって投げてみて?」


「・・・はい」


投げ方を教えて ゴールから


少し離れた所から


ボールを投げる


「やっぱり・・・難しい」


「大丈夫だよ ボールをゴールに


入れる事だけを考えて


集中して」


柚梨奈ちゃんは もう1度


ボールをゴールに向かって投げた


「あ・・・入った」


そう言いながら すごく喜んでいた


「凄いね」


「・・・唯斗先輩が教えるの


上手だから」


俺は 彼女の頭をそっと撫でた


「柚梨奈ちゃんが 頑張ったからだよ」


「そんな事・・・」


やっぱり こうやって


一緒に居ると 楽しいな