Kiss you Love me

迷惑・・・だった?


「あのさ・・・よかったら


また作ってよ」


「え?」


今・・・なんて?


「すごく美味しいし・・・


また食べたいから」


そう言いながら 唯斗先輩は


笑っていた


ドキン


「・・・いいんですか?


彼女さんに 色々言われませんか?」


「そんなの気にしなくていいよ」


私は 気にします・・・


その時 遠くから


足音が聞こえて来た


「あ・・・そろそろ行きますね」


そう言って 会釈をして


体育館を後にした


はぁ・・・緊張した


早歩きで廊下を歩く


ドキン ドキン・・・


まだ ドキドキ言ってる


でも・・・嬉しかったな