ハツコイ〜僕らははじめてだった〜

「あのね、昨日帰ってからもずっと…
克と繋がれたこと…が嬉しくって…ずっと…
克がしてくれたこととか…克の声とか…
身体の奥の方に…克がまだ…いてくれてるみたいで
身体…あつくて…変なの。」

声を絞り出すように話す舞。
その声は、熱を帯びて、少し震えていた。

「…だから、…ごめんなさい。
や…だよね?こんなの。」


ーカタンッー


克が自転車をとめて、舞を抱きしめた。

「…やなわけないでしょ。俺もおんなじ。
昨日から…ずっと、舞の声とか…
気持ちいの我慢してる顔とか…
舞の…ナカの感触とか…
ずっと頭から離れなくって
…今も…すっげー…舞のこと抱きたいよ?」

そう言って、克がさらに強く抱きしめた。

「…私ばっかりかな?って思ってた。」

唇を噛みしめながら、涙を我慢する舞。

「…俺の方が、いっぱい…舞のこと
欲しいって思ってる。
何回、頭ん中で、舞のこと抱いてると思ってんの?」

舞の髪を撫でながら、克が言った。

「…ふふっ…変態。」

舞が笑って、克の胸に顔を埋めた。