「……しぬ」 息が切れそうになったけれど、とにかく走り続けた。 おかげでわたしはアイツから逃げ切ることができたらしい。 助かっ……た。たぶん。 しばらくこの場所に身をひそめ、頃合いをみて帰ろう。 あの悪魔があきらめて立ち去るまで。