レイくんと話がしたいのに、外につまみ出される。 「ね、あの子……」 「長かったよね」 「ずるい」 視線が、刺さる。 ここを離れなきゃ。 宛もなく走った。 もう……帰りたい。 でも、それならリイコちゃんに連絡してからにしなきゃ。 約束したから。 ……でも 一人の方が気楽、だったりして。 わたしは、誰かと盛り上がるような話し方ができない。