「衣装もメイクも……似合うね」 「惚れ直してくれた?」 「っ、なにそれ」 「一度は好きになってくれたんじゃないの。僕のこと」 わたしがときめいたのは 猫をかぶったレイくんだった。 悪魔なレイくんに騙されるもんか、と 頭ではわかっているのに 「赤星くんに奪われちゃったけど」 どうしてもドキドキさせられる。 魔法使いなのかな、この人。