「失礼、します……」 占いの館は、カーテンが閉められていて、ちょっと暗い。 テーブルの上には水晶玉。 その向こうに、 「いらっしゃい」 占い師の、レイくん。 「来てくれたんだ」 これは待つ価値あるなあ……と、素直に思えた。 そのくらい美しい占い師が目の前に座ってる。 ブラックな本性を知っていても…… 「嬉しいな」 ドキドキしちゃう。